【説教対応時のビジネスマナー】ピンチをチャンスに変える方法と注意点
ビジマナー
- 説教を受ける前の心構え・準備
- ピンチをチャンスに変える方法
- 説教されている時に注意すること
- まとめ
目次
説教を受ける前の心構え・準備
1.自分のどこがいけなかったのかを認める
まずは、説教を受けている時に伝えられる、自分のどこがいけなかったかを把握しましょう。叱られたくて叱られている人はいませんから、わざとではないことは確かです。ということは、自分でいけないことがわからなかったということ。人に教えてもらうことで改めてミスを認めることができるので、まずは反省する前に何がいけなかったのかを正確に把握することに努めましょう。反省はお説教が終わってからで構いません。ミスをしたのならその原因を知り、今後どうしていけば良いのか考える材料にします。
2.モチベーションを維持するための”物”を用意する
説教タイムの後、モチベーションはどうしても下がってしまいます。気分も落ち込み不安な気持ちでいっぱいになります。失敗をした後は気が散りやすくさらに失敗しやすくなります。小さなミスでも重なれば大きなミスにもなり、よりきつめの説教を受ける事もあります。ミスを繰り返さないためにも、説教タイム後に自分のモチベーションを維持するための”物”を用意しましょう。しかし注意しなければいけない事もあります。”物”は、贅沢しすぎてはいけません。贅沢な物、例えば「タバコ」「高カロリーの食べ物」「高価な洋服」など、ストレスのはけ口になりかねない物を選んでしまうと、ストレスを理由に依存しやすくなってしまい生活が苦しくなります。モチベーションを維持するための物は、普段の生活に小さな＋α程度の物にしましょう。例えば「見たかった映画を見る」「休みの日にドライブに行く」など
3.説教をしてくれる人に感謝をする
説教は良い気分にはなりません。もちろんそれは、説教する方も同じです。説教をすれば、された相手が傷つくかもしれなし、最悪の場合トラブルになる可能性もあります。説教をしなくて良ければ誰も説教はしません。しかし、どうしても説教をしなければいけないケースもあります。また、説教は「会社のため」に行う事が多いです。「自分はただの会社員だし・・・」と思う方もいるかもしれませんが、それは違います。「会社のため」と言うのは＝「会社で働く皆のため」と言う事です。会社のルールなどを守らずに説教を受けた場合、それは会社の中でルールを守って生活をしている人に対してとても失礼な行為になります。説教をしてくれる人と言うのは、「会社で働く皆のため」と思って代表して説教をしてくれていますので、感謝をする必要があります。
ピンチをチャンスに変える方法
1.相手からアドバイスをもらう
お説教タイムは凹んでしまってあまり考えることができないかもしれませんが、もし頭が回るようならその場でお説教を受けた人にどうすれば改善されるかを聞いてみましょう。後で自分で考えてもなかなか難しい問題だと思うのであれば、先輩の知恵を借りるのが賢い方法です。聞くのは勇気がいりますが、相手からすると熱心な良い人だと思われるため決して怖いことでも悪いことでもありません。対策がわかれば今後同じミスをすることもなくなりますしね。
説教されている時に注意すること
1.言い訳をせず認める
これはビジネスマナーというより、相手の言っていることを真摯に受け止めるという意味で言い訳はしない方がベターでしょう。何か正当な理由がある場合は言えばわかってもらえるでしょうけれど、そうでない場合は静かにまずは相手の言うことを聞いてみます。ただし、愛のあるお説教の場合は、ミスを叱られたのであればどうしてそのミスをしたのかを言ってもさらに相手が怒ることはありません。相手が良い人であれば話を聞いた後に言ってみましょう。怒るというのは感情的になって相手を責めることですが、叱るというのは相手を良くしようとして言ってくれているのです。
まとめ
説教対応時のビジネスマナーも難しいところですが、居ずまいを正して相手の話を聞くのが基本となるので、言葉を発することは少ないシチュエーションではないかと思います。真摯な姿勢を示し、反省していることを伝えましょう。愛あるお説教の場合はきちんとフォローもしてくれるはずなので、今後も怖がらずにその人の良い関係を築いていってみてください。正しい叱り方をしてくれる人なら、長くねちっこい嫌味な叱り方はしませんよ？
